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琥珀色19

みんなの応援をもらえると安心したのか、総二郎はめずらしく酔っ払い、松岡と部屋に引っ込んだ。

あきら「安心したんだろう。」

司「あんな顔、初めてだな」

あきら「おまえは、もっといい顔してたよ」

司「………。」

あきら「すまない」

あきらが謝ることじゃない。もう、受け入れるしかない現実なんだから。

司「いいんだ。  なんとかうまくいくといいな。彼女が相手だから俺だけのけものかよ」

茶化すように、俺が最後に知らされたことを愚痴ってみた。

あきら「俺も茶会で見かけただけだ。他人のそら似だとおもってたんだ。

    仲間内で飲んでる時もそんな雰囲気はなかっただろう。

    類も知らないはずだけど。」

類「二人が鈍いんだよ。三条の雰囲気が違ったし、大河原も知ってたんだろう」

三条「男性陣は駄目ですね。二人の雰囲気が違うこと、気づきませんでした?」

滋「うーん。なんとなく優紀ちゃんに聞いて、優紀ちゃん側の気持ちは知ってたよ」

滋まで知ってたのか・・・・。


司「なんだ、じゃあ総二郎が悪いんだ。」

三条「優紀さんが、決心できなかったみたいです。いろいろ考えてしまって」

あきら「じゃあやっぱり総二郎の秘密主義が悪いんだ」

滋「これから、さんざんからかっちゃおう♪」


そういいながら、この日は解散となった。


一週間後、松岡が三条の家に引っ越した。

三条の家に住みながら、行儀見習いとして大河原家にも通う。

また、総二郎の母親と日々稽古にあいさつに同行している。

これで、西門家に受け入れられ、三条と大河原が後援していると示しているようなもの。

大河原によって経済界を、三条に社交界を黙らせることができている。

総二郎も父親と家業に励んでいる。

なんだ、おれやあきらたちの出番はないじゃないか。

まあ、俺たちが動く必要がないのが安心か。


総二郎が忙しくて、二人ですごせないと愚痴っていた。


そんなこともあり、いつものメンバーの集まりも定期的になっていた。

なんだかんだと言って、あつまるのはあきらの家。

西門家でばか騒ぎはまずいか・・・・。


みんなで協力すると誓ってから2カ月。

そろそろ、婚約発表がちかづいているらしい。


あきらの家に集合がかかった。

気兼ねせずに過ごせる時間がありがたい。

珍しく早い時間に仕事が終わった。

いつも遅い時間の合流だから、今日はゆっくりできる。

部屋の前に立ち、ノブをもった。

桜子「まだ、道明寺さんには言わないほうがいいと思います。」

あきら「俺のほうでも情報を集めてみる。それからだ」

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