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琥珀色13

司 side


類「きっかけは?」

ゆったりとした雰囲気のなか、突然聞いてきやがった。

答えなければ、変に勘ぐるか、お見通しという顔をされるに決まっている。

言いたくはないが、答えないといけないのかもしれない。

司「ネックレス」

類「やっぱりね」


司「やっぱり、いらないってことかな」

あいつとともにあるはずだったネックレス。
こんな形とはいえ、自分の手元に戻ってきたってことは、あいつには相応しくなかったのか。

相応しくなかった、いらなかったのはペンダントではなく、俺か・・・・・。

そうやって、自分をあざけるしかなかった。

類「ほんとにそうだと思ってる?」

類が、怒っていた。

類「お前が記憶を失ってからは、首にはしてなかったよ。

 でも、すごく大切にしてた。

 袋に入れて、肌身離さず・・・・・。非常階段で、ネックレスをよく眺めてた。


 だから、あれが見つかった時…。」


類が、ふとため息をついてウォッカを煽った。
類にしては、珍しい。そうでもしないとやり切れない気持ちを持て余してしまうのだろう。

きっと、いくら飲んでも酔えないのに。

 ・・・・・・生存の可能性、%?・・・・・・・・・

類が言わなかった、報告書の文章を思い出す。

あきらや総二郎も分かっている。



なあ、俺はどうしいたらいいんだ?

どうしたいんだろう。
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